3月24日金曜日、岩手県自治会館で行われた「盛岡医療生活協同組合いのちの章典実践交流集会」に、参加してきました。いのちの章典とは、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実を目指す、私たち医療福祉生協の権利と責任を明らかにしたものです。組合員として生協を担う
地域住民と私たち職員には、いのちとくらしを守り、健康をはぐくむための責任があります。
　今回の集会ではいのちの章典について振り返り、現在と今後の活動について話し合いました。4年ぶりの開催で、組合員と職員で総勢78名が参加しました。元副理事長の遠藤寿美子さんの講演では、「誰もが健康で居心地良く暮らせるまちづくりへの挑戦」について、お話をいただきました。その中で、さまざまなな人がつながりを持ち、頼ったり頼られたりすることが生きがいにもなり、健康につながるという言葉がありました。現在活動している健康チェックや班会での講話などだけでなく、組合員同士や組合員と職員がつながる関係を築くことが大切だと感じました。

　グループ交流では、医療生協の魅力や今後望むことなど意見交流し、「組合員同士で楽しく交流したい」、「口腔ケアなどの予防教室を増やしてほしい」などの発言がありました。私はコロナ禍で減少していた班会活動への参加を増やし、組合員さんが必要とする情報を伝え、地域の健康づくりのお手伝いをしていきたいと思いました。
　今回参加してみて、組合員さんが求めるもの、熱い思いを強く実感し、今後自分たちに何ができるか栄養科内でも考えていきたいと感じました。（菊池）