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リハビリテーション科ブログ

リハビリテーション科の出来事、話題を中心に掲載していきます!

訪問リハ ルーティーン紹介

2023-02-06
作業療法士の盛内です。
今回は訪問リハビリの一日の流れについてご紹介したいと思います。
 
8:30~
朝のミーティングが始まります。
患者さんの共有事項などを確認していきます。
訪問先の利用者さんの処方漏れが無いかもチェックしていきます。
 
9:00~
アルコールチェッカーで飲酒運転が無いようにチェックします。
朝に雪が降っている場合は雪掻きや暖気してから出発します。冬場は渋滞なども発生しやすいため少し早めに利用者さんのご自宅へ出発します。
9:20~
利用者さんのご自宅で血圧測定などバイタルをチェックしてからリハビリを開始します。
利用者さんに合わせて訓練を提供していますので、個々で内容は異なりますが、本日訪問した方はセルフストレッチの確認からリハビリを行いました。
転倒しないのが一番ですが、中には自宅で転倒してから一人で起き上がれずに家族が気付くまでそのままの状態でいたという方もいます。
そのために転倒した際にどのようにして立ち上がるかも確認しています。
※個々で訓練内容は異なりますので、転倒時の立ち上がりがりの練習をしない方もいます


立った状態で足の運動を行いますが、転倒しないように支えになるものに掴まりながら行います。今回はコピー機を支えとして利用し運動を行いました。
12:20~
お昼休憩
感染対策として密にならないように食事をしています!
午後も数件訪問リハに回り、終了し次第事業所で書類整理や他職種との連絡調整を行います。また場合によって他事業所へ訪問し会議などに参加することもあります。

16:30~
夕方のミーティング、掃除
その日に訪問した利用者さんの、情報共有を行っています。状態は変わりなかったか、今後の支援の予定、課題などを共有し検討します。また、他事業所とはどんな連絡を取ったかなど細かく共有を図っています。
~17:00
業務終了


訪問リハビリは在宅での訓練となりますので、利用者さんのご希望や目標に合わせてご自宅内外で動きの指導を行います。また、目的に応じて必要な福祉用具を選定し、自宅での過ごし方や安全に活動を行うための提案を行っています。
訪問先では常に近くに医師や看護師が常に居る訳ではないために、急変時や転倒時などは訪問スタッフでの対応となります。そういったリスク管理の面では病棟でのリハビリとは大きく異なる部分です。
更には、地域活動への参加などの支援を求められる分野でもありますので、その方の状況に合わせて、これらを目的にした支援を行う場合もあります。


これからも訪問リハビリでの動きなど今後もご紹介していきたいと思います。
雪が多く、寒い日が続いていますが体調にお気を付けてお過ごし下さい!

それではこの辺で失礼します。
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