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施設の概要

回復期リハビリテーション施設の概要

開設

  • 平成18年9月

病室

  • 全60床(個室:8室、2床室:6室、4床室:10室)

施設のご案内

リハビリテーション環境

  • 病室は、リハビリテーションを行う上で重要な環境です。当院では、トイレ動作・着替え・身だしなみなどの練習が安心して行える病室を用意しております。この病室を利用して、生活しやすい環境を提案していきます。そのため、ご自宅の環境確認、ご自宅での練習、外泊練習なども行っていくことになります。
※当院では、個室であっても差額室料は頂いていません。症状に応じて個室を提供しております。

寝具

  • 障害に合わせて利用していただけるよう、療法士や看護師・介護士が起き上がり練習をご指導いたします。また、動かない時間が長くなることで、体力や筋力の低下がみられるため、なるべくベッドから離れた生活を提案させていただきます。

幅広く長い廊下

  •  幅がおよそ3m、長さが60mと、幅広く長い廊下となっています。そのため、病棟での活動性をあげるための、歩行などの移動練習を、天候に気にすることなく行える環境になっています。また、患者さん同士がすれ違う時も安心してすれ違うことが可能となっています。また、外からの光も入るようになってきているので、日中などは明るい環境となっています。

浴室および入院訓練ユニット

  •  在宅での生活を考えた浴槽を用意させていただいております。退院後もご自宅で入浴ができるように、練習を行っていきます。また、リハビリテーション室には、手すりの位置を変えられる入浴練習の評価ユニットをご用意しております。ご自宅の入浴環境により近い環境での練習を行っております。そのため、ご家族や住宅改修業者及びケアマネージャーと、家庭復帰のための打ち合わせなどを行わせていただく場合があります。

トイレ環境

  • 介護と練習効果を考えたトイレスペースを11箇所設置しています。多くの障害に合わせて利用が行えるように、手すりのレイアウトが左右逆のトイレも用意させていただいています。このスペースを利用し、療法士や看護師・介護士が患者さんの状態に合わせたトイレ動作の方法を提案させていただきます。また、退院後に介助が必要な場合など、家族の方にも介助方法の提案や練習を行わせていただく場合があります。

離床環境

  • なるべく早くベッドから離れられるように、一人ひとりの体の状態に合わせた車いすやクッションを提供し、調整させていただきます。また、杖や歩行車などの道具を利用して、安全に移動できるような提案をさせていただきます。

着替え・身だしなみを整える環境

  • 朝は看護師が中心となって、着替えや歯磨き、洗顔などの練習が行われます。一人ひとりに専用の木製の衣装棚をご用意しております。退院後の生活を考え、夜寝るときの服装とは別に、日中は可能な限り普段着で過ごしていただきます。朝と夜に着替えを行うことで日常生活に戻る準備をしていきます。車いすでも利用できる洗面台となっているので、車いすの方でも歯磨きなどが行いやすい環境になっております。

リハビリテーション室

  • 250㎡以上の広いリハビリテーション室をご用意しています。練習の多くは、生活の場である病棟を中心に行われますが、病棟だけでは行えない専門的な機能向上を図る練習や治療を行うための環境が整えられています。家庭復帰を目指した、積極的な練習を行っております。練習機器として、ノルウェーで先進的に行われている「redcord」という機器を用意しております。脳卒中の方や、骨折などの整形外科疾患に対する運動療法を行っております。「痛みの早期軽減」「早期からの自動運動」「リラクセーション」などが行えます。

装具療法

  • 当院では、積極的な装具療法に取り組んでおります。早期からの歩行実現に向けて、必要に応じて入院初期から補装具を利用した歩行練習を行っております。特に、長下肢装具と言われる長い装具を利用して、麻痺が強い方に対しても早期より積極的な歩行練習を行っております。 装具適合にあたっては、医師、義肢装具士、療法士でカンファレンスを行い、どのようなものが最適か検討し、装具作成を行っております。

スタッフステーション

  • 早期の介助歩行の実現に向けて、必要に応じて入院初期からの補装具適合を行っています。下肢装具に関しては、急性期から回復期の症状変化にあわせてモジュラー型の短下肢装具であるTAPSの導入もはじめています。装具適合にあたっては、在宅までの症状変化に対応するために、技師装具士だけでなく理学療法士による継続的支援を心がけています。

車イス使用で60人がお食事できる専用食堂

  • 天気がいい日には、岩手山、姫神山が眺望できる空間でお食事していただいています。できる限り食堂で食事をしてもらうことで、寝るところ、食べるところ、着替えるところを分けて、退院後の生活に近くなるように提案させていただいております。 また、可能な限り口から食べられるように、嚥下障害がある患者さんが飲み込みやすい食事なども用意しております。箸やスプーン、食器などを変更や、使用できるように練習することなど、より食べやすい環境設定を行わせていただいています。 嚥下障害がある患者さんに対して、カメラを使用した飲み込みの検査などを提案し、実施させていただきます。
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