こんにちは。

回復期スタッフで行った学習会の様子を報告します。

PT・OT・ST合同で「普通型車いすのスリングシートが姿勢に及ぼす影響と対応」について学びました。

（＊スリングシート：車椅子の座る部分に使用されているシートのことです。画像をご参照ください。）

10月に「PT/OT/STのためのシーティングセミナー」に参加したPTとSTのスタッフ2名が講師となり講義と実技を行いました。

（＊シーティング：車椅子を使用する人が、快適かつ安定して座るための調整や工夫することを言います）

スリングシートのたわみを調整するにあたり、クッションやタオルを使用しシーティングを行うスキルが必要になってきます。
クッション等がない場合、タオルで代用します！

変化はどうかな？乗り心地を体感しています！

当院では入院患者さんに適した個々の車いすを都度レンタルしています。普段はモジュラータイプの車椅子を調整する事が多いですが、標準型車椅子を調整することを通して構造や設定がどのように姿勢に影響を及ぼすのか、より理解を深める機会となりました！
（＊モジュラータイプ：シートの高さ・奥行き・幅・背もたれの角度・足台の位置など調整できる車椅子）

安楽での座位姿勢なのか、食事の時の座位姿勢なのか、車いす駆動するための座位姿勢なのか、目的は様々です。座位姿勢を評価し、座位での活動の目的に合わせて車いすを検討しています。

それではまた、次回の更新をお楽しみに～～～～。