若看とは、年齢関係なく入職3年目までの若手看護師が集まり、学習会をしたり、日々の業務のわからないことや不安なことを話したりしながら交流を深める会です。

 

9月の若看では、緩和ケア認定看護師の先輩に学習会を依頼しました。今回は、終末期の患者さんとの関わり方について学びました。ロールプレイ（患者役と看護師役に分かれて実践）を通して、患者・看護師の気持ちを感じたり、みんなで対応方法を考えたりすることが出来ました。

働いている中で、実際に終末期の患者さんから「死にたい」「殺してくれ」というようなことを言われたことがあり、その様な時に何も出来ない無力感を感じた事があったという人が何人かいました。「どうにか対応してあげたい」「何かやらなければならない」と思う中でも、まずはなぜその言葉を発したのかを考えたり、患者さんの反応を見てみたりすることが大切であると学ぶことが出来ました。

今後も終末期の患者さんとの関わりは沢山あります。患者さん一人ひとりの考え方はそれぞれであるため、まずは気持ちを知るためにも、傍で話を聞くことを大切にしたいと思いました。